Canon RF24-240mmを野球撮影で使ってみたら便利すぎた【機材レビュー】

Canon RF24-240mmを野球撮影で使ってみたら便利すぎた【機材レビュー】

2023年2月10日

撮影の際はカメラ2台で挑むことがほとんどです。
どんな場面でも対応できるよう、広角~望遠までレンズを使う必要があります。
(急に1台が調子悪くなった時のための予備にもなる)

今回は「1本あったら便利そう!」と気になっていた【Canon RF24-240mm】をレンタル。
使用した感想を書きます。
ミラーレス「EOS Rシリーズ」専用のレンズです。

「便利ズーム」と言われる高倍率のズームレンズ。
野球を撮ってみました。
メインではなくサブのレンズとして使っています。

野球を撮っているとプレーではない場面もおさめたい、おさめる必要が出てきます。
プレーを撮るには超望遠レンズ(300mmや400mm)、それ以外は200mm以下のレンズを使うことが多いです。

普段、超望遠レンズ以外は【24-105mm】【70-200mm】を使い分けています。
【24-240mm】なら「2本が1本でまかなえる!」ということで、便利になる分、画質や使い勝手はどうなの?を私なりの視点でお伝えしていきます。

レンズのスペック


スペック等はメーカーサイトでご確認ください。

一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用交換レンズの交換レンズRFレンズの一覧ページです。
cweb.canon.jp

気に入ったところ


  • 荷物を減らせる(1本で幅広い画角をカバー)
  • 画質がいい
  • AF速度も十分
  • 網越しでもフェンスやネットが気にならない絞り値

荷物減らせる!

EOS R6との組み合わせ

とにかくコンパクト!
EF24-105mmと同じくらいのサイズ感で240mmまでカバーできるのは素晴らしいです。
比較画像なくてすみません(汗)
レンズ1本分、荷物を減らせるのは機材が重くなりがちなカメラマンにとってはうれしい話。

画質が思いのほかいい◎

焦点距離24mm
靄の広がる状況でも色味、ピントのキレ、肉眼通り
焦点距離240mm
望遠側でもピントのキレは良好。少しトリミングしてます

1枚目の状況があまりよくない場面でもピントはしっかり外野フェンス、照明塔に合っています。
幻想的な雰囲気もそのまま残せました。

2枚目はプレー中のひとコマ。
240mmですと大きく寄ることはできないけど、西日の長い影を入れたかったのでこのレンズを選んでよかった。

高倍率のズームレンズは画質を犠牲にすることが多いのですが、気になりません。
印刷したら違いは出るかと思いますが、極端なトリミングなどせず、適切な露出で撮影できれば主役級の働きがでるのでは!

ISO12800でナイター撮影

高感度もご覧の通りです。
シャドウの部分は粗が目立ちやすいですが、十分使えます。
素晴らしい!

AF速度も十分

撮影データ:1/1000s f/6.7 ISO400
撮影データ:1/1000s f/6.7 ISO1250

あまりいいサンプルがなかったのですが、打者でAFの速度がどの程度か検証してみました。

結果から述べると、十分撮れます。
個々で撮り方や設定など違うのでみなさんが満足できるか、といったらわかりませんが、私は大丈夫でした。

1枚目はほぼ置きピン※なのでAFとはちょっと違いますが、インパクト周辺にも十分反応してくれました。
ボディ側の精度に寄るところも大きいですけど。

※ピントを被写体に置いておく:打者にピントを合わせておいて(合わせ続けない)シャッターを押すだけにする状態のこと

2枚目は振り切ってから一塁へ向かおうとする場面です。
スイングしたところから体の位置がうごきますが、ピントは合わせ続けてくれています。

動きの大きな被写体で検証していないので不十分な説明かもしれませんが、野球はある程度動きが予測できるので自分の準備さえ整っていれば、十分対応できると思います。

網越しでもフェンスやネットが気にならない絞り値

観客席の網越しに撮影
1/1000s f/5.6 ISO400 焦点距離87mm

このレンズの使い道として、一番大事なのが「網が入らない絞り値」という点です。

球場によっては観客席からフェンス越し、ネット越しに撮影しなければならないことも多々あります。
その際、サンプルのような引きの写真を取ろうと思うとどうしても網が邪魔になるのです。

網を写しこまないポイント
  • フェンスに近づく(球場のルールは守りましょう)
  • 絞り値は開放にする(可能な限りの小さな数値)
  • 光の当たり方を見る

RF24-240mmは絞りが【f4-6.3】となっています。
解放側がf4で望遠側に行くにつれ数値が高くなり望遠側はf6.3です。

これまでいろんなレンズを使ってきましたけど、網越しに撮るならf5.6が上限かなと感じています。
天気やフェンスの形状によってはf6.3でも行けますが、f8になるとかなりの確率でフェンスが写りこんできます。

絞り値が大きくなると前後にピントの合う範囲が広くなるため、網がうっすら写りこんでしまいます。

あとは写りこまない焦点距離で妥協する、というところ。
観客席から網越しに24mmの全景は無謀です(笑)

サンプル写真は自分が撮りたかった画角でうまくはまったので、これが撮れれば他の球場でもだいたいOKだろうという確信が持てました。

残念なところ


  • フードが別売り
  • ズームしたときの見た目
  • 最大望遠時の絞り
  • 価格

フードが別売り

最近のレンズはフード別売りが多いのですが、なぜなんでしょう。
フードは付けたほうがいい派です。

  • レンズの保護
  • 日差しを遮る

撮影中、不意にぶつけることや、カメラを置くときにもレンズの先が直接触れないのがいいです。
逆光などで日差しが入り込んでくることも防げます。
ただこれはあまり気におらず、レンズの保護が1番だと思ってます。

社外品のフードで十分です

ただ、純正のフードは高い!
私は社外品を選びました。
機能としては社外品で十分です。
きちっとハマります。
ロゴなど見た目を気にする人は純正をお選びください(黒いテープで隠すという手もあり)。

価格相場としては純正が3500円/社外品が1500円程度です。

社外品はamazonが安いのでおススメ。
純正の半額で買えます。

ズームしたときの見た目

高倍率なぶん、繰り出すと2段になるのが若干ダサいです(笑)

どんなに画質が良く、使い勝手もよく、いい写真が提供できても「なんか安そうなレンズ使ってるな」と見られるのはマイナスでもあります。
私は野球以外の場面(幼稚園の遠足案件)でも使用しましたが、いまは親御さんでもカメラ詳しい人もたくさんいるので「写真屋さん、あの程度のレンズで撮ってるのか」と思われなくもないです。

実際はそんなことないんですけどね。
見た目が大事な時もあるんです。

感じ方は人それぞれですが、ケースバイケースで選べばいいのではないでしょうか。
私は正直、あまり気にしてないです。
カメラを持ち替えてシャッターチャンスを逃すくらいなら、フットワークを優先して便利ズームを使う選択肢もアリだと思っています。

最大望遠時の絞り

後ろをぼかしたい!という人に f6.3 は物足りないと思います。
それなら【70-200mm f2.8 もしくは f4】を選択すればよいだけ。
ただ価格は3倍くらいになるので、腹を括りましょう(笑)

このレンズを使うときは被写体ひとりより複数人のパターンが私は多かったので、f6.3で端から端までピントが合うという安心感の方が強かったです。

価格が意外と高め。レンタルして検討がおすすめ

使えば納得の価格ではあるものの、現在新品で13万~15万くらいします。

中古でもそれほど値段が下がっていないところを見ると、人気のレンズなのかもしれません。
確かに使いやすいですし、これ1本あれば何でも撮れますから。

私は今回レンタルで1か月、使用しました。
GOOPASSで1か月使い放題/10780円(税込)です。

※2023.3.1から月額料金の値上げが決まりました→詳細

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GOOPASSは月額会員制で、借りてない月は無料会員で継続できます。
1か月好きなだけ使え、他のレンタルサービスと比較しても価格が安いのが魅力。
機材の種類も豊富なので購入前の検討としてよく利用しています!

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※サンニッパより記事移行しました※投稿日時は当時のものです カメラやレンズって気軽に買えないですよね。安くないので買って失敗するのは嫌ですし、売ればいいといって…
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まとめ 購入検討してます◎


今年は年明け早々、コンパクトデジカメとボディ1台を優先して購入する必要があったため、購入はいったん見送りとなりました(資金的に)。
1本あると非常に重宝するレンズですので、引き続き購入を検討しています!

特によかったのは荷物が減らせることと、画質がいいところ。

主に野球撮影の相棒は【300mm f2.8】なので、画角が固定されています。
近い被写体はうまく収まりません。
引きの写真を作ることも難しいです。

その時は24-240mmの出番です。
野球の試合に同行させて、本当に便利で驚きました。

APS-Cのボディ(R7やR10)もしくはクロッブ(1.6倍)を併用すれば画角が38-380mmになるので、プレー写真も撮りやすそうです。

野球撮影で試した感想でした。
旅行やお子さんの運動会でも活躍できるレンズだと思います。
ご参考いただきましたら幸いです!

※サンプル画像は私が運営している野球応援サイト「サンニッパ」で撮影したものを使用しております※

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