新しい相棒「サンニッパ」で撮る野球。単焦点レンズは不便だけど楽しい!

新しい相棒「サンニッパ」で撮る野球。単焦点レンズは不便だけど楽しい!

2021年4月21日

※noteで執筆した記事を移行しました
※投稿日時は当時のものです

超望遠レンズを買い換えました。canonのEF300mm F2.8L IS II USM
通称「サンニッパ」。
主に高校野球を撮る仕事をしています。

~超望遠レンズ変遷~
専門学校卒業時(2005年)Tokina 300mm f2.8
カメラマン開始時(2007年)canon EF300mm F2.8L IS USM
2015年頃から  canon EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

このたび200-400mmを手放し、EF300mm F2.8L IS II USMを迎え入れました。

買い替えの理由

200-400mmを知る方なら「え、もったいない」と思われる方もいるかもしれません。
1.4倍のエクステンダー内臓で、発売当時130万したレンズ。
私は師匠から半額で譲ってもらいました。

これだけ効果で機能充実のレンズでしたが、手放した理由はただひとつ。

「ズームレンズに飽きた」

というだけです。

結論、やはり単焦点のキレは心地よい!
小さくなったので取り回しが楽!

画角が固定され、自由度は下がりますが、制限された中で画を模索するのも楽しい。

寄りすぎず引きすぎず。主役を引き立たせる画角

ズームレンズは何本もの単焦点レンズを持っているのと同じこと。
使いようによっては本当に便利だし、幅も広がります。

しかし、何でも撮れてしまうことに飽きたというか、ちょっと不便にしたくなったという謎の感情です。
不便にしたいってなんなの。

がむしゃらに仕事として撮ってきて、ある程度、こういう場面ではこういうものが必要とされている、というのは身についてきました。

少しだけ自分のオリジナルを混ぜて、ありきたりにならないようにする余裕も生まれました。

次は何か、を考えた時に、もう少しオリジナルの要素を増やして、当たり前を変えたいと思うようになりました。

当たり前を変えるために「当たり前にあったズームレンズを手放す」それ以外に思いつきませんでした。

また単焦点で画作りに挑戦したい。
慣れ切った今から初心に帰る、そんな感じです。

実は、昨年あたりからEF400mm F2.8L IS III USMを買う計画を立てていたのですが、コロナ禍で収入が不安定になったこともあり、直感で「今じゃない」と感じたので保留に。

14年の経験を積んだ今の私が「サンニッパでどこまでできるのか」に挑戦していきます。

次打者が見事に被ったーーーーー!泣

不安を解消してくれた言葉

単焦点への買い替えはここ数年ずっと考えていたのですが、不安が先行し、なかなか踏み切れずいました。

ちゃんと仕事で成果を出せるのだろうか

そんな気持ちが吹き飛び、背中を押してもらったツイートを紹介します。

ああ、これだ。私の心の底で思っていたこと。

仕事の写真=失敗できない

だからなんでも撮れるズームレンズが便利だし、結果を出せるから安心と思っていたんだな、と気づいたのです。

今まで培ってきた「野球を撮ること」には自信がある
経験に基づいて頭を使って冷静に動けば、大失敗することはない

腹をくくれました。今の自分なら大丈夫。

サンニッパを手に入れてから、何度か現場に出ています。
確かに不便にはなったけれどシンプルで潔い。

今年はサンニッパを相棒にガシガシ野球を撮っていきます!!

1つ、気になるところ

300mmでは少し物足りない、というのが正直な感想です。

いまはボディはフルサイズが当たり前。
APS-C(1.6倍)のボディもプロ機は出ていません。
以前あったAPS-H(1.3倍)というフォーマットもなくなりました。

球場も大型化してるので、300mmだと短いです。
400mmかーと思いを馳せます(笑)
エクステンダーも1.4倍と2倍と合わせて買いました。

1.4倍は許容範囲というか、全然OK。広い球場では常用しています。
2倍は雑誌で大きく扱うには画質に不安あり。

まだ2倍はそこまでテストできていないので、これからもう少し検証していきます。

なかなか重要な問題のようにも思えるのですが、そこまで悲観しておりません。
サンニッパと心中します。ダメならまたその時!

少しトリミング。画質を荒らさないよう、整える程度に

単焦点ライフを満喫しよう!

いまはズームレンズが主流なのかな?
確かに便利ですし、canonの EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM は本当に素晴らしいレンズ。
私も愛用してます。

そこであえての単焦点レンズ(サンニッパ)で差別化。
画の違いを生み出したい、というのも狙いです。

余談ですが、サンニッパとともに最近野球の撮影で携帯しているのが、EF85mm F1.8 USM です。
フィルム時代のレンズですが、デジタル一眼ともミラーレスとも相性◎です!

APS-Cのカメラに付けたり、R6でクロップすれば1.6倍になるので135mmの単焦点のようにも使えます。
(クロップは画像サイズが低下するので、今は使っていません。選手のポートレートを撮るときは85mm、大活躍中です!)

今まで24-105mmや70-200mmでまかなえていたものを、あえて85mmにそぎ落として画作りをやり直しています。

レンズを変え、覚悟を決め、写真がどう変わるのか、楽しみながら単焦点ライフを過ごしていきたいです!

昨秋に導入したミラーレス、R6との相性も◎
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